「できなくても、考えた分だけ、かしこくなるんだよ」と、お子さんから言われ、(授業と同じことを言っていたので)驚きました。
家に帰って子どもが「宿題をやりたい。お母さん、問題を作って」と、積極的に取り組み、レッスンを楽しみにしています。
苦労して解いた問題と同じ形式のものが、試行錯誤して定着も然り、コツ(本質)をつかんで一度でできるようになりました。
ふだんは、甘えん坊ですが、難しいこと(紐通し)にめげずにチャレンジし、飽きずに没頭している姿を見ると嬉しくなります。
先週、苦労して時間がかかっていたことが、翌週にスラッとできてように。いまはとにかく難しい問題をやるのが楽しいそうです。
親からすると「待っている時間」が思いのほか長く、つい、(口を出した方がよいのでは?)と思ってしまった。
だが、授業前に説明された「その時間が重要。本人が“あきらめずに考えればできる”と信じられるように関わることが、大人として重要。授業もそのスタンスで行っていますのでお任せください」とのことを信じて様子を見ていたら、本当に、本人が自分でやりきっていて、驚いた。言われた意味が腑に落ちた。(納得できた) この時間こそ意味がある。大人が我慢できずにヒントを出したり、できないことを叱ったりするのは、子どものやる気を失くしてしまう弊害かもしれないと実感した。